ベートーヴェンを代表する曲「第九」ですが正式名称を知る方は少ないと思います。
「歓喜の歌」としても親しまれていますが、実はこの第九にはとてもとても長い正式名称がありました。
第九の正式名称をお伝えします(日本語訳)
第九の正式名称
第九の正式名称は以下の通りです。
「シラーの頌歌『歓喜に寄す』を終末合唱にし、大管弦楽、4人の独唱者と4声の合唱のために作曲され、プロイセン王フリードリヒ・ウィルムヘルム3世陛下にルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンによって最も深い畏敬のうちに奉呈された交響曲作品125」
・・・
長すぎますね!
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827)
隠れコラム「ベートーヴェンがつけた題じゃないみたいですよ」
「第九」がCDにもたらした影響が凄かった!
「第九」は世界的に人気の楽曲です。
実はその第九を全て録音出来るようにCDの規格が決まりました。
最大録音時間は74分42秒です。
CDは日本のソニーとオランダのフィリップス社で共同開発されました。
当初はフィリップス社のCDの希望サイズ11.5cmの予定でしたが、第九を録音する為にCDの大きさを12cmにせざるを得なかったようです。
結論
正式名称は長いので覚えなくて良し!
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