正月に家族や親戚一同集まって箱根駅伝を見るというご家庭は多いかと思います。
正月の恒例行事である箱根駅伝ですが、正式名称を「東京箱根間往復大学駅伝競走」と言います。
この箱根駅伝、発足のきっかけがアメリカ大陸を駅伝で横断するイベントの予選会だった事をご存知でしたか?
日本のスポーツ強化の為に
1919年、日本のスポーツを強くしようとアメリカを横断するスポーツイベントが計画されました。
隠れコラム「アメリカ大陸横断って何kmあると思ってるのw発想がやばい」
1920年に早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学などのマラソンが得意な学生を集めてその予選大会が行われました。
当初は東京〜箱根間ではなく、東京〜水戸間にコースを設定していたそうです。
しかしそれだとあまりにも平坦だという事で、山あり谷ありの箱根が一番良いと結論がでました。
箱根はアメリカを横断する上で通過するロッキー山脈もイメージできるとの事で一石二鳥でした。
このようにアメリカ大陸横断駅伝の予選会として始まった箱根駅伝ですが、なんと肝心のアメリカ大陸横断駅伝は計画が頓挫し、実現する事はありませんでした。
アメリカ大陸横断駅伝の代わりに箱根駅伝のみ続いていく形となりましたが、日本のスポーツは十分強くなっと思います。
結論
きっかけとなるアメリカ大陸横断駅伝は実現されなかったが、結果的には箱根駅伝が発足されて良かった。