甘くて幸せな気持ちになる香りを発するバニラ。
よくアイスクリームで香料として使われているのでバニラの香りを知らない人はほとんどいないと思います。
バニラの香りの元ですが、ランの仲間のバニラの種が発酵した時に出来る「バニリン」という成分です。
実はこの「バニリン」という成分は牛のフンにも含まれているとの事なのですが、一体どういうことなのでしょうか?
牛が植物を食べるとバニリンができる?
天然のバニリンはとても高価なものですが、その成分が牛のフンにも含まれています。
牛は草を食べますが、草には「リグニン」という成分が含まれます(食物繊維)。
草を牛が食べると腸にいる菌の働きでリグニンがバニリンになり、フンとして排出されます。
牛のフンに水を加えて加熱するとバニリンが取り出せるのですが、コストがかかるので実際は牛のフンからバニリンは取り出されていません。
実際はバニラ以外の植物からとった「リグニン」を原料にして合成したバニリンが使われています。
隠れコラム「ソフトクリームって形は巻きぐそだし、匂いは牛のフンと共通部分あるし、なんか意識しちゃう」
結論
牛のフンは臭いが、ちょっとだけいいニオイがする。
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