春から夏にかけて日本へ舞い戻ってくるツバメ。
ツバメを見かけ始めると夏の訪れを感じますし、家やお店の軒先にツバメが巣を作る光景は微笑ましい光景です。
愛くるしい顔をしているツバメですが、メスは不倫常習犯だという事をご存知ですか?
ツバメの不倫
ツバメは一夫一妻の鳥です。
巣をつくって卵を産み、ヒナが孵ると1羽の雄と1羽の雌が餌を運んできます。
ツバメは1回の子育てで5卵前後産みますが、その結果生まれた5羽のヒナがすべてそのペアの子であると思っていると、実は違っていることがあります。
ヒナのうちのいくつかは餌を運んでいる雄の子ではなく、雌の不倫によって生まれた子である可能性があるのです。
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ツバメの行動を詳細に観察した研究によると、雌は自分がつがった雄よりも長い尾を持つ別の雄に求愛された場合、求愛を受け入れて交尾することがあります。
その理由ですが、寄生虫が取り付くとツバメは尾を長く伸ばしていることができなくなります。
逆にいうと、元気で病原体への抵抗力が強い雄は尾が長くなります。
つまり、ツバメの雌は雄の尾の長さで病気への抵抗力を測ることができるのではないかと考えられるのです。
病気への抵抗力が弱い雄とつがってしまった雌は、自分の子にそのような遺伝子を伝えるよりも、病気に強いために尾が長い雄の遺伝子を伝えるために、つがい相手ではない雄と交尾するのではないかと考えられています。
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結論
ツバメのメスは良い遺伝子を残すために不倫する