世界中には約6,000種類を超えるカエルがいるといわれています。
色や大きさなど様々な種類を持つカエルですが、中には人間が触ってしまうと命に関わるほどの猛毒を持つカエルも存在します!
日本で一番見かけるカエルといえば「アマガエル」ではないでしょうか?
特に梅雨時は繁殖時期になるため、田んぼなどでよく見かけますよね。
たまに庭先で発見することもあるのではないでしょうか?
緑色をした小さくてかわいらしいアマガエル。
しかし!このアマガエルも実は毒を持っていることをご存知でしたでしょうか?
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アマガエルの毒が目に入ってしまうと失明してしまう可能性もあるとか・・・いったいどういう事なのでしょうか?
アマガエルの体内に毒が含まれている
アマガエルは毒腺から毒液を分泌するタイプではなく、体内に毒の成分が含まれています。
湿気の多い場所を好むアマガエルは細菌やカビが付きやすいため、身体を守るために粘膜から毒を分泌するといわれています。
毒といっても、捕食を防ぐほどの強い毒性はなく、人間が触っても命に関わるほどの危険性はありません。
ただし、強い毒性はないといってもアマガエルを触った手で口元や傷口に触れてしまうと炎症や激痛の恐れがあります。
万が一、手を洗わずに目をこすってしまったら、毒の成分が目の中に入り、最悪は失明する可能性もあるといわれています。
また、同じように犬や猫がアマガエルを口にしてしまうと炎症を起こす可能性があり、非常に危険です。
お散歩のときなどは十分に注意しましょう。
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ヒキガエルにも毒がある?
アマガエルと同じように日本でよく見かける「ヒキガエル」も毒を持っていることをご存知ですか?
ヒキガエルの場合は、身の危険を感じたら耳の後ろにある毒腺と皮膚のイボから毒液を分泌し身を守ろうとします。
この毒液は乳白色で非常に強い毒性を持っており、もしこの毒が犬や猫の体内に入ってしまうと少ない量でも死に至る可能性もあります。
結論
アマガエルは体内に毒の成分を持っており、粘膜から分泌する!
アマガエルを触った手で口や目、傷口などに触れると危険!
注意
アマガエルを触ったあとには必ず手を洗うようにしましょう!毒性は弱いので、水で簡単に洗い流すことができます。
もし、手を洗う前に目をこすってしまったらとても危険です!毒の成分が目の中に入ってしまった可能性があるため、早急に水で洗い流し、お医者さんに診てもらいましょう。