いまだに海外旅行先として大人気のハワイ。
この記事をご覧の既婚者の方で、ハワイを新婚旅行先に選ばれた方はいらっしゃると思います。
そのハワイで現地の方が着ているものといえば真っ先に「アロハシャツ」を思い浮かべる方は多いと思います。
ハワイの人たちは日常的にアロハシャツを着ているにちがいないと思い込んでいる人も少なくありません。
しかし、アロハシャツを着ているハワイの現地の人はほとんど居ないのです。どういう事でしょうか?
ハワイ=アロハシャツは日本人の思い込み
ハワイでアロハシャツを着ているのはごく一部の旅行者くらいで、じつは現地の人はほとんどアロハシャツは着ていません。
現地のガイドさんや旅行者向けのツアーデスクではちらほら見かけました(実体験)。日本人向けに・・・
「ハワイ=アロハシャツ」というのは、実は日本人の思い込みなのです。
もともとアロハシャツをつくったのは日本人であり、今でもアロハシャツを好んで着るのはほとんど日本人だけなのです。
隠れコラム「ハワイへ着いたのは良いけど時差ボケで半日寝てたw」
アロハシャツをつくったのは、ハワイで着物を売る店を開いていた移民第一世代の「宮本孝一郎」という方です。
ある日、白人の客が店の売り物である浴衣を見て、この綺麗な生地でシャツをつくったらとても美しいものができるだろう…と思いついたので宮本氏に注文し、それがきっかけで生まれたのがアロハシャツなのです。
上記は1933年の出来事で、すぐに日本社会に広がったとの事です。
ちなみに鳥取県の羽合町(ハワイちょう)の役場では夏の間、クールビズとしてアロハシャツを着ています。
※現在は市町村合併により湯梨浜町(ゆりはまちょう)になっています。
ハワイにちなんでアロハシャツを着ているのですが、現地の方があまり着ていない事は秘密にしておいた方が良さそうですね。
結論
アロハシャツはハワイの伝統衣装ではないが、ハワイを偲ぶ事ができる素敵な衣装だった!