日本を代表するロボットアニメといえば「機動戦士ガンダム」を思い浮かべる方がほとんどだと思います。
1979年に公開されてから現在に至るまで様々なシリーズが登場し、テレビゲームやプラモデル、企業タイアップなど時折社会現象を巻き起こすほど人気のコンテンツになりました。
このガンダムという名前ですが、実は企画段階では全然違う名前でした。
どのような経緯で「ガンダム」に決まったのでしょうか?
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ガンダムという名前に決まるまで
機動戦士ガンダムですが、初期の企画段階では「フリーダム・ファイター・ガンボーイ」でした。
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ところが決定とはならず、いろいろな案が浮かんでは消えていきました。
機動鋼人ガンボーイ、宇宙戦闘団ガンボーイなど、様々な名前が検討されていましたが、軸は「ガンボーイ」でした。
やがて「機動戦士ガンボーイ」が、有力になったとき「フリーダム・ファイター・ガンボーイ」の一部を変換して使おうという案が出ました。
「自由」を意味する「フリーダム(freedom)」は残したほうがいいとなり、後半の「ダム(dom)」をとって、最終的に「機動戦士ガンダム」と決まったのです。
ガンボーイ + フリーダム = ガンダム
ガンダムの「ダム」には「フリーダム」という意味が込められていました。
読み方はガンダムと決まりましたがガンダムをローマ字で書くと「GUNDAM」となります。
フリーダム(freedom)の「DOM」ではないのは、日本人にとって読みやすいようにということで「O」が「A」に変えられたとの事です。
ちなみにガンダムを海外進出させるにあたって、「GUNDAM」では「自由の意味がある」とはなりません。
英語で「DAM」は、水をせきとめるダムを意味します。そこで、海外ではガンダムは「銃を止めるダム」と説明されているとの事です。
結論
ガンダムの名前の由来はガンボーイとフリーダムの複合系だった!