あなたは異性から香るニオイにドキッ!とした経験はありませんか?
手から香る石鹸のかおり、すれ違いざまに香るシャンプーのかおり、香水のかおりなど、自分の好みの香りに出会うと「あ、この香り好き〜」となる方は多いかと思います。
しかし、好きな香りが何から作られているのか?を知っている人は少ないはずです。
今回は魅力的な香りの元の一部をご紹介します!
意外な生き物から作られる香り
動物が生殖活動を刺激される信号として、フェロモンのにおいが重要な役割をはたしていることは有名です。
同様に人間の性生活(生殖活動)にとっても、フェロモンのにおいは重要な働きをしています。
まず、男性がひきつけられるにおいには、雄のジャコウ鹿の香囊から取れるムスクという物質があります。
車の芳香剤に使われている事もありますが、甘い香りの中に爽やかさがあり、なんともいえない良い香りですよね?
さらにもう一つ、マッコウクジラの腸内病的生成分の龍涎香という物質も魅惑的な香りがします。
英語名では「アンバーグリス」と言います。
マッコウクジラが食べるタコやイカの消化できない固いクチバシの部分が腸内で結石化して独特の香りを発するようになったとの事です。
隠れコラム「腸内てウン○のにおいじゃないの?」
どのような香りがするのか?ですが、最初は牛のウン〇の様なくさい臭いがするらしいです。
加工していくうちに変化し、「お寺のお香のようなにおい」「森林の中のような爽やかなにおい」「官能的な女性のにおい」など嗅いだ人により違いますがおおむね受け入れられるにおいに変化するようです。
これらの物質は、女性の体臭に近いにおいがするので、男性は本能的にひきつけられるというわけです。
また反対に、女性を眩惑する香りは、ロシア産のビーバーの腹から取れる物質で、なめし皮(皮革)のにおいに似ているということです。
皮革(ひかく)とは、動物の皮膚を生のまま、または、なめしてあるものを指す。動物からはいだ皮膚を皮、皮から毛を除き、なめしてえられる製品を革といい、生皮から革までを含めて皮革と総称する。毛皮は毛をつけたままなめしたもので、広義には皮革に含まれる。 Wikipediaより引用
他には別の記事にも書きましたがスカトールやインドールなど、人間のオナラに含まれる成分も若干の量なら他人を虜にする事ができるみたいです。
-
香水にはオナラのにおいの成分が入っている!
デートで良い印象を与えるため、体臭をごまかすため、毎日つける香水を変えて気分をリフレッシュして…と、様々な使われ方をしている香水。 香水ってとても良い香りですが、実はオナラのにおいの成分 ...
続きを見る
ちなみにメス犬が虜になるニオイは土とミミズが混ざった様な野性味溢れるにおいとの事です。
結論
人を魅了する香りは動物の変わった場所や排泄物からも作られる。