ひれ状の手足を持ち、水中活動にぴったりな進化を遂げた「オットセイ」
このオットセイがとんでもなくプレイボーイで、集団の中でボスになると絶倫になるとの事です!
一体どういう事なのでしょうか?
特に男性の皆さん、気になりますよね?
Contents
ハーレムを作るオットセイ
オットセイの大人のオスとメスは、普段は離れて暮らしています。
繁殖期が近づくと、オス達は繁殖地の島(ベーリング海~オホーツク海)に上陸します。
繁殖地では、し烈な縄張り争いが勃発します。
より広い場所が獲得できれば多くのメスを集めることができるからです。
闘争の末順位が決まり、オスの中でも1番強いオットセイがボスになります。
次に成熟したメスが続々と島にやってきます。
メスたちは前年の交尾で妊娠しており、1週間位で出産します。4週間ほどの子育てが終わると、ようやく発情期に入ります。
メスはボスの下にいれば、安全な出産と子育てができることを知っています。
さらには生存力の強い遺伝子を授かれることも分かっています。
だから多くのメスがボスのもとに集まり一夫多妻のハーレムが形成されます。
一方下位のオスはハーレムの外側に群れ、ボスの目をかすめてメスを誘惑しようと狙います。
オットセイの繁殖期間は約3ヶ月。この間、ボスは60頭から80頭ものメスを従えます。
隠れコラム「生まれ変わるならオットセイのボスがいいな!」
オットセイの苦悩
ボスになっても気は抜けません。
メスに迫ろうとする下位のオスを威嚇しながら、ハーレムを乗っ取りにかかる腕力のあるオスとはガチンコ勝負に挑みます。
負ければハーレムから去らなくてはいけません。
多忙なボスですが飲まず食わずの状態で80頭のメスと交尾します。
そしてハーレムのメスが他のオスと交尾しないようにほとんど寝る間もなく見張りを続け、浮気を監視します(笑)
この間ボスの体重は3分の1にも減るそうです。
ですがその間も勃起は衰えないといいます。
隠れコラム「ファンタスティック!」
これにあやかりたい男性が、オットセイのイチモツや睾丸を原料とする強精剤を求めているのです・・・
結論
オットセイは絶倫だったが、ボスになってもそうでなくても男はつらいよ!