夏に開催されるお祭りの屋台で「金魚すくい」をやった事がある方は多いかと思います。
すくった金魚を持ち帰り、金魚鉢で泳がせると、なんとなく風流な感じがします。
夏の風物詩として身近な存在である金魚、その金魚が日本の水道水を守っているとの事なのですが、一体どういう事なのでしょうか?
金魚で水道水の安全性をチェック
みなさんはバイオアッセイ(生物検定)という言葉をご存知でしょうか?
生物を用いて毒性などを調査する事なのですが、日本では水道水の安全性を確認する為に金魚を用いています。
水に含まれるさまざまな毒性を調査し、最後に金魚がいる水槽に水を通します。
金魚の様子を見て人間が飲めるほど安全かどうかを確認しています。
隠れコラム「うちの金魚は屋台で掬った金魚だけど、3年以上元気です。僕によく懐いています。」
金魚に異常があれば水に異物や毒物が混ざっていると判断できます。
この金魚による水質管理は1995年(平成7年)にオウム真理教が起こした地下鉄サリン事件がきっかけとなり、全国に急速に広まっていきました。
結論
金魚のおかげで安全な水道水が飲める
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