1984年に公開された宮崎駿監督のアニメ映画「風の谷のナウシカ」。
今でも金曜ロードショーで定期的に放送されるほどの人気を誇り、宮崎アニメの原点ともいえる作品です。
後のアニメ業界を支えるクリエイターも複数人参加しており、ナウシカの影響を受けた作品も後に登場します。
今回はナウシカに登場する巨神兵のヒミツに迫ります!
巨神兵とは?
巨神兵は風の谷のナウシカに登場する巨大な人型の人工生命体です。
1000年前の戦争で世界を焼き払ったとされる最強兵器です。
映画版のクライマックスでは凄まじいビームを放ち周囲をなぎはらいますのでインパクトが強く、恐怖心を抱く方は多かったと思います。
見た目も気持ち悪いです。
大きな眼球、複数の大きなキバはまさにバケモノです。
巨神兵は日本製?
漫画版の風の谷のナウシカでは巨神兵は日本の企業が造った工業品らしき描写があります。
作中のある場面で巨神兵のキバに「東亜工廠」と刻まれた商標が見えるシーンがあります。
工廠(こうしょう)とは?
軍隊直属の軍需工場のことで、武器・弾薬をはじめとする軍需品を開発・製造・修理・貯蔵・支給するための施設。造兵廠とも呼ばれる。
巨神兵は日本で作られた兵器を連想させますが、作者の意図は不明です。
隠れコラム「東亜工...までは読めるけど廠は無理があるww」
世界を滅ぼす原因を作ったのが日本の企業ということで少し切ない気持ちになります・・・。
巨神兵って何かに似ていない?
ここからは余談ですが、巨神兵って何かに似ていませんか?
新世紀エヴァンゲリオンに登場する「初号機」と巨神兵がどことなく似ていると思いませんか?
初号機は暴走する事があり、その立ち振る舞いが巨神兵に似ていると感じます。
実は新世紀エヴァンゲリオンを生み出した【庵野秀明】さんは宮崎駿監督のもとで風の谷のナウシカの製作に携わり、特に巨神兵登場のシーンを担当していたとの事です。
エヴァンゲリオンの原点はウルトラマンと巨神兵と庵野監督は語っていますので、どうりで似ているはずです。
結論
ナウシカに登場する巨神兵は日本製。
ナウシカに登場する巨神兵はエヴァの原点。