あなたは天ぷらを上手に作れた事はありますか?
家庭で作ると油っぽくなったり、サクっとしなかったりする事ありますよね?
今回は天ぷら屋さん直伝の「天ぷらを上手に揚げるコツ」をあなたにお伝えします!
※今回はコツについてですので分量についての記載はありません(^^;;
サクサクになる衣を作ろう
衣は小麦粉(薄力粉)と水と卵を使います。
サクサクの衣にする為には小麦粉からグルテンという成分を極力出さないようにします。
その為に大事な手順があります!
step
1卵と水を先にしっかり混ぜる
普通はすべてを混ぜてやりますが、プロは最初に水と卵だけをしっかり混ぜるそうです。
step
2水と卵を混ぜたものに小麦粉を加える
後から小麦粉を入れる事で、粘りの素であるグルテンを出させないようにします。
step
3小さいダマが出来てもよいのでゆっくり切るように混ぜる
かき混ぜすぎるとグルテンのせいで衣に粘りが出て、出来上がりが悪くなります。
あなたは必死にかき混ぜていませんでしたか?
隠れコラム「必死になって混ぜてた…」
サクサクにするため温度に気をつける
天ぷらに適した温度は180度です。
これをキープするために具材を入れ過ぎない事がコツです。
温度計がない場合は先ほど作った衣のもとを箸につけ、油にふり、その衣が一旦潜ってすぐ泡をまとって浮かべば大丈夫です。(天かすになる)
小さい鍋ほど具材の入れ過ぎによる温度低下は免れませんのでお気をつけください。
油を切るときも大事!
具材も揚がり、後は油を切って盛り付けるだけの状態でも美味しくするコツがあります。
油を切るために10秒ほど具の端を油につけましょう。
油は温度の高い方へ移動する性質があるので衣の余分な油が落ちます。
あとは軽く1回振って盛り付けます。
大きく具を振って油を切らないで下さい。
振ってもそれほど油は落ちず、逆に冷めて油が衣に残り油っぽくなります。
結論
衣のもとは混ぜ過ぎない!
温度は180度をキープ!
油を切るときは具の端を10秒油につけて引き上げる!