コロナの影響もあり、体温を測る機会が多くなっていると感じます。
最近では非接触型の体温計も普及し、カメラにおでこや手をかざすと体温が測れるようになっています。
隠れコラム「非接触体温計は正確に測れているのかいつも気になるよ。」
お姉さんを見ると体温が上がります(>_<)
普通の体温計は脇の下で体温を測定しますし、非接触型の体温計はおでこや手首だったりしますが、体温は人間の身体のどの部分で測れば正確なのでしょうか？
どこで測れば正確なのか？
じつは、人間は身体の場所によって温度が細かく異なる為、「絶対にこの温度で正しい」というものはありません。
体の部位によって少しずつ違ってくるのでどこが正しい体温ということは定めにくいのです。
ただし、測定値に誤差のでにくい箇所はあります。
条件としては
ポイント
・閉鎖されている
・動きがあまりない
・外気に触れにくい
・直前の飲食物に影響されない
となります。
上記の条件を満たすのは、肛門の奥しかありません。
肛門の奥へ体温計を入れてくだサイ！
隠れコラム「あ～なる・・・あなる・・・下ネタ(/ω＼)ｲﾔﾝ」
口の中もオデコも脇の下も全ての条件を満たす事ができません。
肛門の奥で計る体温は直腸温とよばれ、医学的にも｢体温の標準値」とされています。
直腸温に比べるとと口の中は0.1～0.3℃低く、脇の下はこれよりさらに0.2～0.3℃低いです。
ということは、直腸温と脇の下では0.3~0.6℃もの開きがあることになります。
ただし、前述のように｢絶対にこの温度で正しい」というものはないので神経質になることはありません。
大事なのはいつも同じところで体温を計測し、自分の体温の上がり下がりの変化をとらえる事なのです。
同じ体の場所で継続的に測定しましょう。
結論
直腸温が体温の標準値ではあるが、脇の下で体温測定しても全く問題は無い。