耳かきや綿棒で耳あかを掻きだす「耳掃除」
小さい頃はよく母親にやってもらっていました。
今では耳そうじ専門店もできるほどですが、実は耳掃除は人間にとって意味があまりないって知っていましたか?
それどころか害があるかも?
調査しました!
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耳掃除で健康を害す?
一家に一本はある耳かき、日本で耳掃除は日常的に行われてきました。
綿棒で耳掃除をする方も多いと思いますが、昔から親しまれてきた耳掃除が実は健康を害する可能性があるとの事です。
耳掃除をすると耳あかを奥に押し込んでしまい、詰まった耳あかが化膿して難聴や外耳炎の原因になると言われています。
残念ながら耳掃除が身体に良くないというのはすでに耳鼻科医の間では広く知られた事実です。
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耳あかには役割がある!
世界有数の耳鼻科組織であるアメリカ耳鼻咽喉科組合の調査によると、耳あかには鼓膜の汚れ防止や様々な感染症阻止効果があるそうです。
バクテリアやカビの繁殖も防ぐ効果があるようで、無理に取らない方がよいです。
ちなみに耳あかは鼓膜の近くで発生したあと、徐々に外に向かって移動して、不要になれば自然に排出される仕組みになっています。
つまり耳掃除は一切必要ありません!
耳掃除は鼓膜を破裂させたり、耳あかを奥に押し込んで化膿させたり、耳の中を傷つける可能性があるので推奨されていません。
どうしても耳掃除したいときは、耳の穴入ってすぐのところを軽くなぞる程度で良いそうです。
耳掃除が親子や恋人同士のコミュニケーションに一役買うことはありますので、やっちゃだめという事は言いませんが、ほどほどが良さそうです。
結論
耳掃除は必要ありませんが、もしやるならほどほどにしましょう!